狼の王さまに笑顔を。

ズンチャッ、ドンチャッ…



なにか聞こえる。


足を止め、音のするほうを見ると何かやっているようだった。


人混みを掻き分け…見に行くと綺麗な衣装に身を包み舞っていた。



「綺麗…ねぇ、ノア綺麗だね。…ノア?あれ?ノア?!」



振り返りノアに声かけたつもりが、知らない人であたりを探す。


らしい人は見つからなかった。


まずい…はぐれちゃったよ…


私が勝手に歩いてきちゃったからだ。


どうしよう、、



とりあえずこの人混みから出る。



「ノアァ〜!!」



大きな声でノアを探す。


迷子になった子どもみたい…笑