狼の王さまに笑顔を。

「うわぁ〜!!すごい!ノア早く行こう!!」



馬を預け、目の前に広がる沢山の人で賑わうお店にテンションが上がる。



「俺からはぐれるなよ…」



ノアといえば、はしゃぐ私との温度差。



「で?何を買いに来たんだ…?」



「…えっとねえ…プレゼント!!」



間違いではない。



「へぇ、誰に…?」



「えぇっ?!誰に?!それは……。」



まさかこんなに食いついてくるとは思わなかった。



「何だよ…」



「えっと…そう!大事な人に!!いつもありがとうって!」



ふぅんと言うノア。


嘘じゃないから良いよね?


今言うわけにはいかない。


渡す時にビックリさせるんだ!!