狼の王さまに笑顔を。

「ノア!!!」



振り返ると、シェフさんに作ってもらったのかお菓子を持って立っていた。



「……なんでお菓子??笑」



「あぁ、腹減ったから…」



何かちょっと可愛かった。



「ちゃんとローレスさんに言ってからどこか行きなよ〜心配するよー??」



「いいんだよ…あいつはうるさいんだ…」



エレナがふふっと見ていた。



「で…?俺に何の用だ…?」



「あー、あのね!今から私エレナとお買い物に行きたいの!!だからその許可をと思って!!」



「……良いだろう…但し、俺がいく…」



「「えっ?!」」



エレナと被ってしまった。



「なんだ…」



「いや…その…ねえ?エレナ」



私はエレナに助けを求めると、苦笑いして目を逸らされた。



なーーーー!エレナの裏切り者おお!!