「そっかぁ…そんな事があったんだね。……っエレナ大好きっ!!!」



私はエレナの過去に涙が流れ、寝ているエレナにギューっと抱きつく。



「?!私も、音羽が大好きだよ。ほら、涙を拭いて。」



はい、とハンカチを差し出してくる。


それを受け取って涙を拭いた。



「これからも…ずっとノアの事よろしくね!!!」



「えー?それは音羽の役目でしょー?」



ハハハと笑う。


だけど私はもうすぐ人間の世界に帰ってしまう。



「そうだ!!!!ねえ!エレナ買い物に行っちゃダメかな??」



私はある事を思いつきエレナに聞いてみた。