狼の王さまに笑顔を。

「狼さんはなんで私をここに連れてきてくれたの??……なーんて、聞いても私が言葉理解できない…」




ハハッと笑うと私の頬をぺろっと舐めた。



「へへ…なぁに…??」



ちょっとくすぐったい気持ちになった。


何だろうな…この狼さん…すっごい落ち着く。






まるで…ノアに包まれてるみたい。