アト…何人……?


2階の階段の渡り廊下…




ぐちゃっ


踏んでしまった…人の肉の破片を…



「うぇっ…」


キモチワルイ…



急に吐き気が込み上げてきた…


我慢出来ずにそのまま吐いてしまった…


「田中、大丈夫か?」


私の隣にいる雪くん


顔が青ざめている

雪くんも気持ち悪いよね…


「ごめん…」


「いや、これはしょうがないよ…」



雪くんは優しい…

自分より私の事を優先してくれるなんて…