side紅雨
よく見て、うなされていた夢
春鑼に会ってから見ることの無かった夢
日本でも、焔帝国でも見ない白石の建物
そこには杖を持った人
"ベニ、お前の家族は俺たちだからな!!"
金糸雀色の長髪を靡かせて赤髪の少女を撫でる男は言う
少女は満面の笑みを浮かべる
"うん!皆大好き!!"
その少女の愛らしい笑顔は10年後
悲しみの色に染まる
"ベニ逃げろ!!"
"嫌っ、兄者も行くの!!"
兄者と呼ばれる金糸雀色の髪の男
その男と少女の背後に迫る幾つもの黒い影
ただひたすら走り続ける
あと少しで仲間の元へ
その時
"兄者!!後ろ!!"
影に呑まれる男
影は男を呑み込むと静かに消えていく
残された少女は地獄の日々を送る
"お前がもっと強かったらアイツは連れて行かれなかった!!"
家族だと受け入れてくれた仲間に罵られ
"あんた何でまだ居るの?早く消えなよ"
友にも虐められ
時に暴力を受ける
それもある日突然終わりを迎える
「.....眩しい」
久しぶりに見た
あんな夢もう見たくないのに
思い出したくないのに
「兄者...会いたいよ」
あの日私がもっと強かったなら兄者は黒く染まることは無かった
あの身体で無くても未だに記憶が残っている
神は私にあの出来事を忘れるなと言っているのか
そんな事強いられなくても理解してる
忘れるなんて事してはいけない
私の一生の戒め
「ていうかここ、どこなんだろう」
家の場所は言ってないから家ってことは無い
見覚えないし
1回この部屋から出てみよう
よく見て、うなされていた夢
春鑼に会ってから見ることの無かった夢
日本でも、焔帝国でも見ない白石の建物
そこには杖を持った人
"ベニ、お前の家族は俺たちだからな!!"
金糸雀色の長髪を靡かせて赤髪の少女を撫でる男は言う
少女は満面の笑みを浮かべる
"うん!皆大好き!!"
その少女の愛らしい笑顔は10年後
悲しみの色に染まる
"ベニ逃げろ!!"
"嫌っ、兄者も行くの!!"
兄者と呼ばれる金糸雀色の髪の男
その男と少女の背後に迫る幾つもの黒い影
ただひたすら走り続ける
あと少しで仲間の元へ
その時
"兄者!!後ろ!!"
影に呑まれる男
影は男を呑み込むと静かに消えていく
残された少女は地獄の日々を送る
"お前がもっと強かったらアイツは連れて行かれなかった!!"
家族だと受け入れてくれた仲間に罵られ
"あんた何でまだ居るの?早く消えなよ"
友にも虐められ
時に暴力を受ける
それもある日突然終わりを迎える
「.....眩しい」
久しぶりに見た
あんな夢もう見たくないのに
思い出したくないのに
「兄者...会いたいよ」
あの日私がもっと強かったなら兄者は黒く染まることは無かった
あの身体で無くても未だに記憶が残っている
神は私にあの出来事を忘れるなと言っているのか
そんな事強いられなくても理解してる
忘れるなんて事してはいけない
私の一生の戒め
「ていうかここ、どこなんだろう」
家の場所は言ってないから家ってことは無い
見覚えないし
1回この部屋から出てみよう

