異世界の男に恋をしました

「俺も俺も!!」


いや、あの。祈さん?武政くん?



「ひ、日和ちゃん?姫って何か説明してくれないと分かんないよ?」




若干引き攣っている顔で何とか笑顔を作って日和ちゃんに問い掛ける



「姫って言うのはねその名前の通り私達のお姫様。私達の活力になって私達が全力で守る存在」



守られる存在、ね。



「ねっ准司!!いいでしょ??」



ちらっと准司さんを見るとバッチリ目が合った



「別に、コイツらが良いっつってんだからいいんじゃねぇの?」



まぁ紅雨次第だけどな、と付け加えてフッと鼻で笑う



准司さん絶対女嫌いでしょ



嫌いじゃなかったとしても良くは思ってない



彼に似てる


あの人達にも。


あの人達は私限定だったけれど...



あぁ、また思い出しちゃった



春鑼に会ってから思い出さなかったのに




「紅雨ちゃん、姫になる気は無い?」



日和ちゃんが真っ直ぐ私を見る



「なっても良いけど、守られるのは嫌」




守られるだけなんて何も変わってないから



大好きな日和ちゃんのお友達に守られるなら私も彼らを守る



「じゃあ決まりだな。成龍紅雨。お前を7代目華姫とする」



華姫...?そう呼ばれるんだ?



「紅雨ちゃん、ようこそ紅華へ!!」



紅華(コウカ)?何それ



「日和ちゃん紅華って、何?」



「「「「え、、、?」」」」
「あ"?」



「え?」



何か、聞いちゃいけない事を聞いちゃったみたいです