異世界の男に恋をしました

「お、おう...」




若干困惑顔




まぁ無理もない




もう会わないと思ってたであろう女が今目の前に現れたんだから




「ふ〜ん...結構良い顔してんじゃん」




「え...っと。あの?」




銀髪のお兄さん顔が近い




チャラそう...嫌、見た目で人を判断しちゃダメ




金髪のお兄さんだって怖そうなのに親切だったじゃない?




「ちょっとイノリ!!口説こうとしないで!!」




やっぱりチャラかったみたい




「ごめんね紅雨ちゃん。コイツ円堂祈(エンドウイノリ)、女好きだからあんまり近寄っちゃダメだよ」




「日和ちゃん大丈夫。私、性に見境ない様な人嫌いだもん」




.......あれ?祈さんピキーンって固まってるけど




「ぎゃっはっはっはっはっ!!」




紫色の髪の毛のお兄さんが祈さんを笑う




随分下品な笑い方



「祈、ざまぁ!!アハハハハハ!!」




「あの馬鹿笑いしてるのは仙崎鴨(センザキカモ)。私達の1個上。で、さっき紅ちゃん指さしたのが酒井武政(サカイタケマサ)。あれは同い年。金髪が大塔宮准司(ダイトウミヤジュンジ)。鴨と同じ1個上」



鴨さんが大口を開けて笑っている間に日和ちゃんがこの教室に居る皆の名前と歳を教えてくれる




変わった名前の人が多いのね



鴨って鳥の名前じゃなかったかな?




大塔宮も豪勢な姓だし



「あぁ〜〜...ハハッ笑った笑った。
で?日和、何でこの娘連れてきたの?理由、ちゃんとあるんでしょ」




この鴨って人...人の上に立つ人ね



オーラが物語ってるもの



でもよく見てみると他の3人も鴨さんと同じ、もしくは似たようなオーラを纏ってる



ふ〜ん...この人たち面白そう




「まぁまぁ、そうカリカリすんなって。
単刀直入に言うと私らの姫にしないかって提案」



姫...?



日和ちゃん達はどこかの国の王族とかなの?




「俺、紅雨ちゃんが姫になるなら学校サボるの止める!!」