異世界の男に恋をしました

一生声を発することが出来ないようにしようか


それとも一生動かない顔にしてあげようか


相手が抵抗しなくなっても殴り続けた


「っつ...紅っ落ち着け.......!!」


さっちゃんの声にハッと我に返った


振り返れば私の姿を見て息を呑んでいる下っ端君達


視線を下に落とせば血塗れになって倒れている2人と下っ端君が倒したであろう5人


自分の体を見れば男達の血で朱くなっていた


死んでない...よね?


不安になって血塗れの2人の首に手を当てた


良かった...脈はある


少しだけ治してあげよう


さっちゃん達に見られないように気を付けながら治癒してあげた


「さっちゃん、痛い所どこ?」


「背中と腕...かな」


「分かった、ちょっと触るよ」


背中に手を当てて意識を集中させる