異世界の男に恋をしました

「痛いよ、次行こう」


ふふっと笑って促す


次はどこから来るかな


絶対に見学するの


そう思ってたらちょうどいい所に


「さっちゃん、右からくるよ」


「おっけー」


フードを被ってても分かる


だって私達のこと凝視してるから


「じゃあ紅雨は見学しててよ」


頷くと右側から声がした


「遊んでくれない?」


さっきより威圧感がない誘い方


「いいよ」


さっちゃんは楽しそうに笑う


相手が動くよりも先に動いて意表を突く


7人を相手に4人で応戦している


さっちゃんは舞うように、軽やかに動く


《堕天使》


それがさっちゃんの異名


堕ちた天使、ね


誰が付けたのかな


上手いこと言うじゃない


さっちゃんの技の繰り出し方を目で吸収してたのに