異世界の男に恋をしました

「何だ、お前女じゃねぇか。もしかしてこの前できた姫だったり?」


急に声が帯びるオーラが柔らかくなった


柔らかくなったっていう表現が合っているのかわからないけど


「だったら何。女だからって甘く見ないで欲しいな。」


言い終えると同時に地を蹴った


最小限の動きで、力は最大限に


狙うのは鳩尾、人中だけ


立て続けに打撃すれば痛みで動けなくなる


鳩尾は入った


なのに2発目、人中を狙った時私の腕は見切られてしまった


おまけにがっちり掴まれた


右側から拳が見えて咄嗟に避ける


「意外とやるじゃん」


「お褒めに預かり光栄よ。でも、なんか癪。」


大丈夫、手が使えなくても足がある


「ごめんね?」


足技の中でも得意な上段蹴り


相手は背がとても高いから届くか分からない