「本当に大丈夫なの?」


心配そうに聞いてくるのはさっちゃん


「大丈夫よ。准司さんも承諾してくれたから」


「准司さんがよくOK出したね」


「本当にね」


過保護気味だった准司さんを説得しまくって渋々承諾させた


何をって、喧嘩をしに街へ繰り出すこと


すっごい反対されたし、最初に相談した時は


「何考えてんだよ、馬鹿じゃねぇの」


って般若みたいな顔で言われてしまった


「姫なんだから護身ぐらいで良いんだよ」


何回も言われた言葉


でもそれじゃあ私のプライドが許さないから