やばい!遅刻だぁ!!
あ、初めまして。慎千代って言いますぅっ!!

ドタドタバッタン!!!

「いったーい!」

母「もー、何してんの?ご飯は食べてくの?」

「いらなーい、行ってきます!」

ガチャッ

お腹すいてるけど…時間が無いので食べずに家を出た。うー( ̄^ ̄゜)ご飯…

?「千代ちゃん、また寝坊?」

「あ、陽樹。おはよー(*ˊᵕˋ*)夏樹くんは?」
春樹は幼なじみの弟で夏樹は幼なじみ+同級生です!あと、兄もいてみーんなイケメンなんです!

陽「もう、とっくに行ってるよ〜。」

「ですよね…じゃーね!学校気をつけて行くんだよ!!」

陽「千代ちゃんこそ前見て歩きなよ!」

〜学校着〜
「おい!慎。こそこそ入ってくるな。遅刻だぞ。」

…バレてる〜(汗)

「すいません…。」

「こそこそ)おはよう。また、寝坊?」

この子は、親友の桜木紫音ちゃん!おしとやかに見えて思ったことはズバーっと言っちゃうクールなお姉さんです。

「だって〜今、読んでる本が面白すぎて止まんないんだよね〜(*ˊᵕˋ*)」

「…まただわ。」

ピロリン♪

「…私だ!!危なーい。よかった休憩時間で。」

「よかったわね。」

送ってきたのは、お母さんだった。内容は…
「今日の夕飯は夏樹くん家に行ってね♡って…。」
まじですか!?

「へぇ〜よかったじゃない。幼なじみに久しぶりに会えるじゃん?」

「夏樹くんにはよく会うよ?」

「あんた。バカ?秋くんよ!あ・き・く・ん」

「…////////」
そう、私は秋くんに片思い中です。優しくて、頭が良くてちょっと可愛いとこがなんとも言えないのです!!

「で、でも何作ろー?」

「満更でもない顔してるけど…。」

「…でも!ほんとーにほんとーにあの兄弟好き嫌い多くて困るんだよ?(><)」

「だったら、夏樹くんに聞けば?隣のクラスだし〜。」

あー、そっか!!

「じゃー昼休みついてきてね?」

「は?嫌よ。女子に睨まれるなんて怖くて無理!!」

それから頑張って説得したけど紫音ちゃんは「無理」の一点張りで…負けました。

〜昼休みにて〜
「行ってくるね( ̄^ ̄゜)」

「はーい、いってらっしゃーい。」

…紫音ちゃんのいけずー!

「なに?(-_-)」

(ºωº)…怖いよ

「失礼します。原田夏樹くんいます?」

クラス男子「原田ならさっき出ていったけど。」

いないんかーい。

?「なにか用?」

「あ、いたー!!」

夏「うるさい。お前の声でかいんだよ。」

「今日、お母さん達遅いってだから夕飯なににしよう?」

夏「(こいつ人の話聞いてねー)なんでもいい。」

「あんた達、兄弟好き嫌い多いじゃん!」

「だったら、野菜抜きで。」

「バーカ。まぁ、いいや考えながら作るから。」
そう言って手を振って帰ろうとすると

「俺、今日部活だから。」

「OK!」
そっかー、夏樹くんバスケ部だっけ?

「紫音ちゃんただいまー!!」

「おかえりー。で?何作るの?」
おかえりが棒読みだよ〜( ̄^ ̄゜)

「家帰って考える〜。」

「あらそー。」