「あーーーもう無理~」
「祐馬、茜が起きちゃうから静かにしてよ!」
  なんやら騒がしい。
「ほら、これもさっきの公式に当てはめてみ?」
「おう。」
  う、ぅぅん
「ん?茜?起こしちゃった?」
「う、う、ん」
  あれ?私枕とか引いてたっけ?
「茜?」
  目を開けると、拓人の顔があった。
「っえ!ご、ごめん!」
「え?あーいやいいよ、いい感じの気分だったしなんならまだ寝てて欲しいくらい。」
  拓人が、フフッと笑う。私もつられて笑
  う。なんか幸せ・・
「二人共いちゃつかないで。」
  ま、舞・・・・
「イチャついてねーよ。」
「オメーら近すぎなんだよ。」
「は?祐馬は黙っててよ!!!」
「祐馬、ヤキモチを焼かずにこれを解く!!」
「はあ???」
  祐馬舞を睨む。