「ふふっ…そう言ってくれるなら…嬉しい」


仕える事が出来て幸せ…
嬉しい言葉だった


「さぁ!ルナ様!お召し上がり下さい。お料理が冷めてしまいます」

「うん、いただきます」


アイルがテーブルに料理をセットしてくれる
そして、私はエムロードの料理を頂いた

野菜にスープが染みていてとても美味しい
次々とお口に入っていく


「うん、ご馳走様でした。凄く美味しかったー」


両手を合わせて言うとアイルがクスクス笑っていた


「ルナ様は随分美味しそうに召し上がられますね。幸せそうで、見てるこちらもなんだか幸せな気分になります」


そう言いながらアイルは食器を片付けていく

そんなに珍しい事なのかしら?
美味しいもの食べたら幸せになるのは普通じゃないの?


「では、これらを下げて来ます。そうしましたら、食後の運動に城内を散策しに行きましょう。ルナ様は来て間もないですから、城内の事知らない事だらけでしょうし」

「うん、城内案内お願いします」