「ソレイユ様?!」
お姉様と共に客間に向かっていると、驚いた様子のミエルが反対側から歩いて来た
隣にはリオン様もいる
城内案内でもしてたのかな?
「ソレイユ様、今日は安静にと言いましたでしょ?!」
ミエルはお姉様に向かって怒る
お姉様は呆れ顔だ
「アーロもミエルも心配し過ぎ…辛くなったら自分で戻るわよ。エムロードの王子様がいらしてるのに挨拶もしないなんて失礼でしょ?」
そうミエルに言い放つと、成り行きを見守っていたリオン様にお姉様が向かい合う
そして、深くお辞儀をする
「第1王女のソレイユです。ご挨拶が遅れ申し訳ありません。まだまだ未熟な妹ですが、自慢の妹ですので、どうぞルナをよろしくお願いします」
お姉様が顔をあげると、今度はリオン様が頭を下げて挨拶をする
「ソレイユ様。身重で大変な所、わざわざ挨拶ありがとうございます。妹君は、本当に素敵な女性ですね。芯が強く活発で愛らしいです。一生添い遂げるつもりでおります。ご安心を」
リオン様の言葉に私は赤面です


