「胸…大きいし」


っと言って胸を揉んでくる女王陛下
私はビックリして固まる


「リオンを惑わす凄いテクニックでも持ってるの?」


て、テクニック?

あの、よく分かんないですが…胸を揉むのを止めてくれないでしょうか?


「やめろ」


私と女王陛下の間にリオン様が入る
それにより女王陛下の胸揉みが終わる


「あら、リオン。怖い顔ねー。そんなにその子が大事なの?」

「当たり前だろ」

「あらあら。本当、王女泣かせのリオンはどこに行ったのかしらね?一人の女の子に夢中になって、女の私にさえ嫉妬してんの?」

「男はもちろん、本当は女でさえルナに触るのは嫌だ。そんなの無理だから我慢してるんだ」

「うっわ…引くわー」


…アイルにも嫉妬したもんね
本当、そのうち王妃様のように軟禁されそう


「どうりで側室候補を蹴り飛ばしてる訳だ」


女王陛下の言葉にドキリとする
リオン様…側室候補なんていたの?

でも…そっか…
国王は側室を持つことが出来るもんね