"俺も愛してるよ。ルナ"


幸せな夢
リオン様に抱きしめられ言葉を貰う

ずっとこの腕の中に居たい
幸せなこの時をずっと感じていたい

しかし、無情にも意識が浮上していく
あぁ…現実に戻される


「んっ…」


目を覚ます
見えたのは天井

え?天井?
室内?

しかも、フカフカのベッドに私はいる
それに、このベッドには覚えがある…

リオン様のベッドと同じ?

上体を起こし周りを見て驚く


「ココ…リオン様の部屋?」


私はまだ夢を見ているのだろうか?
幸せな夢の続きなのだろうか?

すると、扉が開いた


「!!」

「目を覚ましたんだな」


リオン様が居る

え?何?私…どーして?
夢?夢なの?!


「凄い百面相だな」


そう言って近づくリオン様
そっと私のおデコに手を触れる


「うん、熱は下がったな」


それだけ確認するとリオン様はベッドに座った