最小限の人達の前で行われた結婚式

本当に誓ってもいいのか分からないが、誓わざる得ない誓いを述べ

二人の間に愛など1ミリも無いのを分かっていながら祝福する参列者


「乙女の夢なんて…所詮夢だよねー」


結婚式終了後部屋に戻った私
誰もいない事を良いことにダラダラする

ベッドの上をゴロゴロ転がる
ここのベッドも1日しか使ってないが今日でさよなら

明日から私の部屋はリオン様のお部屋のお隣

そして、今夜はリオン様のお部屋で一夜を過ごす


まぁ…そーゆうことだよね
結婚式終了後の初夜だし


「あーぁ…庭を走りたい」


もちろん裸足で
足の裏に感じる自然は最高に気持ちい


「愛は求めないから…お外で遊ぶ許可くれないかなぁ…」


そんな事を考えながら、夜までしばしの休憩
ベッドの上で軽く仮眠を取った