「宮下! 何言ってんだコイツは!」 あまり頼りたくはないがここは百歩譲ってイタリア語が堪能な宮下に頼らざるを得ない。 「や、えっと、あの」 「何だよ、はっきり言え」 ほんっとお前にはイライラさせられる。 蛇に睨まれた蛙のように小さくなっている宮下はもじもじしながら小声で言った。 「せ、せっかくなので、む、村瀬さんと福嶋さんの、ラ、ラブラブぶりが、み、見たいと…」 「「はあああ!!?」」 俺と村瀬は見事に同時にハモった。