――バタンっ…
トランクのドアを勢いよく閉める。
「これで…っ…ふぅ…全部…ですねっ(;^_^A」
荷物をすべて俺の愛車のサ●フに積み込んで、宮下とかいうもやしっ子は息も絶え絶えに言う。
息があがるほどテメェはほとんど荷物運んでねーだろーが。
ひょろひょろひょろひょろしやがって、危なっかしいからテメェが抱えた荷物、俺がほとんど横取りして運んだんだからな。
つかどんだけ体力ねーんだよ。
だから“もやしっ子”なんだろーが!
怒りに震えて握りしめた拳は、鉄拳となって振り下ろされる前に村瀬によって発見され、ひっそりと収められた。
もやしっ子…命拾いしたな( ̄ー ̄)
だが次は命はないと思え( ̄ー ̄)

![Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[後編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre1.png)
