麻由さんに出会わなければ、きっとあたしの将来の目標は定まらなかった。 好きなことを仕事に、なんて考えなかった。 麻由さんに出会えたことは、あたしにとって運命の出会い。 空間デザイナーという職業に出会えたのも、あたしにとって運命の出会い。 きっとこれがあたしにとって“天職”。 これ以外の仕事なんて考えられない。 そう思っていた。 あなたに会うまでは―――… 次章≫≫≫失恋。。。そして。。。