3人が歩いている方向には総合病院が建っている。


そしてその総合病院には、僕の体が眠っているのだ。


「僕は、僕の姿を見る事ができるの?」


3人が病院へと入って行ったとき、僕はカエルにそう聞いた。


「もちろんだ。今の自分を確認してみるといい」


「……少し、怖いな」


自分がどんな状態になっているのか気になる。