「そうかもしれないけど、それはもう過去の出来事なんだ。お前はもう捨てられたんだよ」
いらないものとして処分されたものは、象徴でもなんでもない。
ただのゴミだ。
「浩はルキの事を尊敬していた」
「冗談だろ?」
写真の言葉に僕は笑ってしまう。
浩は金魚のフンのように僕たちに付いて回っていたが、イジメが始まった瞬間手のひらを反した。
いらないものとして処分されたものは、象徴でもなんでもない。
ただのゴミだ。
「浩はルキの事を尊敬していた」
「冗談だろ?」
写真の言葉に僕は笑ってしまう。
浩は金魚のフンのように僕たちに付いて回っていたが、イジメが始まった瞬間手のひらを反した。



