その為、いろんな世代から愛された番組だった。


この番組の監督が亡くなったことで番組も打ち切りとなったのだが、今も愛され続けていると思う。


「そう言ってもらえると光栄だよ」


僕の手の中にあった本がそう言った。


DVDがちょこまかと動いてうっとうしいので、今は本の間にはさけてある。


その本も隙をついては逃げ出そうとしてしまうので、こうして僕が持っているのだ。


「今度捨てられたDVDが売っていないか電気屋を見に行ってみないとなぁ」


カエルがそう呟いた。


確かに、本だけでも随分と面白かったから、DVDで見る事ができれば最高だろう。