「朱雀くん、このままだと許嫁を勝手に決められてしまいますよ。
貴方は、ただの男子高校生ではなく、二宮家の次期当主なんですから。
葵さんも!
今はもう向日グループ会長の直系の子孫は貴女しかいないのですから。」

はぁ、本当に世界は残酷ですよね。
生まれた時から勝敗はもう決まってたんですから。
まぁ、そのゲームのボードの上に立たせてももららえない人間もいますが、ね。