「勘弁してください。

俺だって仕事溜まってるんですから」




心底嫌そうに淳太君は言う。

そんな様子の淳太君に、なぜかショックを受けてしまうあたし。

こっちこそ淳太君と一緒なんて願い下げなのに。





淳太君に、赤木さんは冷たい視線のまま告げる。




「君は昨日、藤井さんのことで僕を侮辱した。

そんなに藤井さんが可愛いなら、君が藤井さんの面倒を見ればいい」





冗談じゃない!

赤木さん、何を言ってるの!?

あたしはただの淳太君の下僕なのに!