にこにこしながら階段を上がった。 そして部屋の扉を開けた時、あたしは天国から地獄に突き落とされることとなった。 「楽しそうだな」 腕を組んであたしを睨み下ろすのは、意地悪な顔をした淳太君。 一気に現実に引き戻されたあたしは、にやける顔を真顔に戻して俯く。 そんなあたしに、淳太君は容赦なく口撃する。 「お前、合コン行ったのに一次会で終わりかよ。 想像した通りだ」 いつもなら黙って口を噤むあたしだが、アルコールのせいもあって饒舌になっていた。