「ああ、じゃあ今日の委員会の時に聞こうか」
「わかった。皆さん、邪魔してごめんね」
あたし達にも挨拶して、それじゃあ、と笑顔を見せた日向さんは自分の席に戻って行った。
今日の委員会のとき、話すんだ、洸太くんと。
仕方ないことなのに、何だかモヤモヤ。
嫌だな、こんなことでモヤモヤする自分が。
「風花、委員会の時に委員会のことを話すだけだから」
「う、うん。大丈夫、わかってるよ」
洸太くんはいつだって、優しくしてくれるのに。
誰かに優しくすることを嫌だって思うなんて。
………何てあたしは心が狭いんだろうか。

