「あ、うん。じゃあ持っとくね」
赤くなる顔を隠すあたしに、なんだか嬉しそうな洸太くん。
毎日一緒にいたって、慣れないよ………。
とまあ、洸太くんや周りのみんなのおかげで幸せな毎日を送っているあたしですが。
最近ひとつ、悩みのタネがありまして。
それが………。
「佐々木くん、ご飯中にごめんね。この間の委員会のことなんだけど」
いつものようにみんなで食堂でご飯を食べている時に、洸太くんに話しかける女の子、日向雪さん。
洸太くんと同じ風紀委員会らしく、同じ学年で同じクラスだからか、いとも自然に気づけば洸太くんの隣にいた。

