甘きゅん恋愛のすすめ


消えることはないだろうし、無理に消すこともしない。


ただ、これからも洸太の隣で、一番の友達として笑っていたいだけなんだよ。


ピカッと光が走った瞬間、ドーンっと雷が落ちる音。


同時に、部屋が真っ暗になった。


ーーー停電?


驚いて椅子から立ち上がり、そのまま僕の体は床に崩れ落ちる。


ーーーだめだ、まだ治ってない。


僕の苦手なものは、暗闇。


小さい頃、いじめっ子に暗いトイレに閉じ込められてからというもの。
暗闇にいると、息がし辛くなる。


「………っはぁ、はぁ」


胸を押さえる。
だめだ、深呼吸、しないと………。