「洸太、小森ちゃんに甘いよね」 洸太くんと愛菜ちゃんが食器を返しに行って、テーブルには長澤くんとあたしの2人。 頬杖をつきながら遠くにいる洸太くんを見つめる長澤くんは、無表情で何を考えているかわからない。 「………こんなこと聞くの、おかしいと思うんだけど………」 「なに?」 「あたし達のこと見てるの、嫌だよね………」 自分の彼氏と一緒にいるだけではあるけど、長澤くんにとっては好きな人。 それにあたしはそのことを知っているんだし。 どうするのが正解なのか全然わからなくて。