「え?」


「あ、ほら、あたし最近佐々木くんによく話しかけられるから、それで………」


「何それ?!馬鹿にしてるの!?」


「え、いや………」



急にめちゃくちゃ怒り出す女の子。
あ、だめだ、言っちゃいけないこと言ったんだ。



「そもそも、長澤くんと佐々木くん、どうしてあなたなんかに構うようになったわけ!?」


うーん、なんかどっかでそんなこと言われたような………。


「ええと、それは………」


「何してんの?」


突然聞こえてきた、聞き覚えのある声。
目に飛び込んできた、綺麗な金髪。