12時の鐘で消えた王子様








「どういうこと……?何が、起きてるの……?」




すると、周りの風景が変わった。




数十メートル先に、王子の姿があった。




ここは、どこ……?




そんなことを思いながら王子のもとへ駆け寄った。




王子の首の後ろに腕をまわして抱きしめる。




「好き」