12時の鐘で消えた王子様








まさか、王子……!!




「待って!ねぇ、王子!!」




無我夢中で王子のところに走っていく。




「ごめん礼夢」




すぐ後ろで声がした。




振り向くと、そこには幼い王子の姿。





な、なんでここに…………