「ごめん!わたし、もういかなきゃ!」 でも、本当はここから動きたくない。 もう少しだけ、ここにいたい。 もう少しだけ……………… この男の子と一緒にいたい。 そう思いながらチラッと男の子の方を見る。 すると、目が合った。