「ナオちゃんが教師目指していることを知ってる。俺はナオちゃんの夢を壊したくない。困らせてるって分かってる。けど、俺、ナオちゃんのこと好きなんだ」 だからと、彼は続ける。 「今すぐってことは難しいかも知れない。やっぱり世間からしたら先生と生徒だし。だから俺が塾を辞めるまで先生と生徒じゃなくなるまでナオちゃんのこと待つから」 私の手をぎゅっと握って彼はそう誓った。