焦る気持ちを全力でおさえて表情をキープさせる私に、その警察官は疑うことなく幹恵のほうへと向かった。
警察官がふたりとも来た時点で、幹恵が顔を青ざめてバレないようにあとずさりをした。
しかし、磐波さんに捕らえられているせいでうまく遠ざかることができないようだ。
「や、やめて、やめてよ! 私は絶対に捕まりたくないの! お願いだから離して!」
3人の男の人に体をおさえられている幹恵を見ると、体育の授業で暴れた姿を思い出す。
ちょっとこらしめるつもりで由良と秋帆が幹恵に近づいていったのに、それだけで幹恵は暴れた。
自分への嫌がらせの主犯格であるふたりの姿を見ただけで暴れるとは思わなかったが、今の姿を見たら暴れる理由がすぐに思いつく。
だけど、見ているこっちのほうがハラハラする。
警察官ふたりと磐波さんでおさえても幹恵は抵抗をやめない。
3人の他に歩道橋にいるのは私しかいない。
……よし。
こくんとうなずいてゆっくりとした歩調で4人に歩み寄る。
「絶対に捕まりたくないって言ってるのわかんないの⁉︎ 離してっていう言葉も聞こえないの⁉︎ バカじゃないの、あんたたち! もういいかげん離せよ‼︎」
なかなか解放してくれない3人に対して顔を真っ赤にして怒鳴りだす幹恵。
ねぇ、幹恵。
警察官がふたりとも来た時点で、幹恵が顔を青ざめてバレないようにあとずさりをした。
しかし、磐波さんに捕らえられているせいでうまく遠ざかることができないようだ。
「や、やめて、やめてよ! 私は絶対に捕まりたくないの! お願いだから離して!」
3人の男の人に体をおさえられている幹恵を見ると、体育の授業で暴れた姿を思い出す。
ちょっとこらしめるつもりで由良と秋帆が幹恵に近づいていったのに、それだけで幹恵は暴れた。
自分への嫌がらせの主犯格であるふたりの姿を見ただけで暴れるとは思わなかったが、今の姿を見たら暴れる理由がすぐに思いつく。
だけど、見ているこっちのほうがハラハラする。
警察官ふたりと磐波さんでおさえても幹恵は抵抗をやめない。
3人の他に歩道橋にいるのは私しかいない。
……よし。
こくんとうなずいてゆっくりとした歩調で4人に歩み寄る。
「絶対に捕まりたくないって言ってるのわかんないの⁉︎ 離してっていう言葉も聞こえないの⁉︎ バカじゃないの、あんたたち! もういいかげん離せよ‼︎」
なかなか解放してくれない3人に対して顔を真っ赤にして怒鳴りだす幹恵。
ねぇ、幹恵。



