でも、由良が今日になっても見つかっていない理由はわかる気がする。
おかしくなったきっかけは、レストランのトイレで好きな人が死んだと私に話したことだ。
話したあとは『覚悟して待っててよ』と拳をぶつけながら笑顔で言っていたのに、それ以降の由良はなにかが切れたようにおかしくなった。
ちょっとしたことで怒らなくなったし、嫌がらせを受けていた若葉に対して『誰も殺さないなら私が殺そうっかな〜』とつぶやいていた。
さすがにその発言は普通ではないと感じた秋帆たちは、そんな由良から離れていった。
そして、その日の体育の授業で秋帆に中学時代のあだ名を言われたことで逆ギレして取っ組み合いのケンカをした。
連続殺人事件の犯人だと不気味に笑いながら言ったので、次の日から嫌がらせのターゲットになった。
同じグループのメンバーだった私や秋帆が自分のもとから離れ、好きな人を失った絶望感から、大切な誰かが自分から離れていくことを悟ってみずから姿をくらましたのだろうと推測できる。
私だって、由良に手を差しのべるチャンスはいくらでもあった。
だけど体育の授業で思いっきり腕を掴まれて血を流した出来事を境に、もう二度とあんな目に遭いたくないと思って近づかなかった。
他のクラスメイトも、由良が姿を消した理由をすでに推測しているのだろう。
おかしくなったきっかけは、レストランのトイレで好きな人が死んだと私に話したことだ。
話したあとは『覚悟して待っててよ』と拳をぶつけながら笑顔で言っていたのに、それ以降の由良はなにかが切れたようにおかしくなった。
ちょっとしたことで怒らなくなったし、嫌がらせを受けていた若葉に対して『誰も殺さないなら私が殺そうっかな〜』とつぶやいていた。
さすがにその発言は普通ではないと感じた秋帆たちは、そんな由良から離れていった。
そして、その日の体育の授業で秋帆に中学時代のあだ名を言われたことで逆ギレして取っ組み合いのケンカをした。
連続殺人事件の犯人だと不気味に笑いながら言ったので、次の日から嫌がらせのターゲットになった。
同じグループのメンバーだった私や秋帆が自分のもとから離れ、好きな人を失った絶望感から、大切な誰かが自分から離れていくことを悟ってみずから姿をくらましたのだろうと推測できる。
私だって、由良に手を差しのべるチャンスはいくらでもあった。
だけど体育の授業で思いっきり腕を掴まれて血を流した出来事を境に、もう二度とあんな目に遭いたくないと思って近づかなかった。
他のクラスメイトも、由良が姿を消した理由をすでに推測しているのだろう。



