高校に入ってからできた親友が豹変したなんて、というショックからだろうか。
それとも自分がはげましたその人物が嫌がらせを受けて仕返すという最悪な方法でたまっていたストレスを発散するとは、という驚きなのだろうか。
一生懸命抵抗しているその子の体を思いっきり踏みつける由良。
由良の顔をじっと見つめていたそのとき、私はあることに気づいた。
口は笑っているのに目が笑っていないと感じたけど、ちょっと違う。
瞳に邪悪な色を浮かべているとばかり思っていたから今まで気づかなかった。
私の視界に映る由良の目は、死んだ魚のようにうつろになっているのだ。
どうすればいいのかわからない。
どんな方法でたまったマイナスな気持ちを振り払うことができるんだろう。
そんな気持ちが浮き彫りになっていく感じがした。
目の色の異変に気づいていないのか、他のクラスメイトは気持ち悪いものでも見るかのような目で由良を見ている。
もちろん、ネネもそのひとり。
「うわ、こっわ。由良にあんな顔向けられたらたまったもんじゃないわ。死んでもあんな顔見たくないわ……」
もはや由良は、ネネまでもを敵にまわしてしまったらしい。
数週間前の若葉と同じ状況になっているのにもかかわらず、抵抗できないほどの暴力を振る由良。
それとも自分がはげましたその人物が嫌がらせを受けて仕返すという最悪な方法でたまっていたストレスを発散するとは、という驚きなのだろうか。
一生懸命抵抗しているその子の体を思いっきり踏みつける由良。
由良の顔をじっと見つめていたそのとき、私はあることに気づいた。
口は笑っているのに目が笑っていないと感じたけど、ちょっと違う。
瞳に邪悪な色を浮かべているとばかり思っていたから今まで気づかなかった。
私の視界に映る由良の目は、死んだ魚のようにうつろになっているのだ。
どうすればいいのかわからない。
どんな方法でたまったマイナスな気持ちを振り払うことができるんだろう。
そんな気持ちが浮き彫りになっていく感じがした。
目の色の異変に気づいていないのか、他のクラスメイトは気持ち悪いものでも見るかのような目で由良を見ている。
もちろん、ネネもそのひとり。
「うわ、こっわ。由良にあんな顔向けられたらたまったもんじゃないわ。死んでもあんな顔見たくないわ……」
もはや由良は、ネネまでもを敵にまわしてしまったらしい。
数週間前の若葉と同じ状況になっているのにもかかわらず、抵抗できないほどの暴力を振る由良。



