「あ、お姉ちゃん。髪ありがとう」 「いーえ!どういたしましてっ!!」 ニコッと笑ったお姉ちゃんはいつも通り天使級に可愛かったですです。 「おーい!まだかー?遅れるぞ」 と、玄関から春の声が聞こえてきた。 おおっと、そうだったそうだった! 「はーい、今行く〜 よし!お姉ちゃん行こっ!!」 「うん」 微笑んでいるお姉ちゃんの手をとって私たちは元気よく 「「いってきまーす!」」 をしたのだった。