ーーピピピピピピッ…ピピッ……













ーードスンッ


「…痛っ……」





何回も経験している、ベットから落ちる衝撃で私、花崎 夏希(はなさき なつき)は目覚めた。



「あれ?アラーム止めてたんだ」


いつ止めたっけ?あ、でもさっきなってたような…。








「おーい、夏希ー?早くしないと学校遅刻するよ!」


1階からお母さんの声がする。

「…はーい」




私は大人しく痛めた体をさすりながら制服に着替えた。


ーーグゥ〜

「あぁ…私のお腹ちゃんがないてるよ」





早くご飯を食べなければっと、思った私は勢いよく1階に向かった