【短】桜の花びらの約束



そんな京ちゃんは、

私の最愛の人であり、

私の最強のヒーローだった。



だから__


「桐ケ谷 京弥(きりがや きょうや)さん、

私と付き合ってください。」


15歳、中学の卒業式の日、そして、京ちゃんの高校卒業式の日、桜が容赦なく舞い散る中で、

私は京ちゃんに告白をした。



__ずっと、京ちゃんと一緒にいたくて。

あの時、初めて、

京ちゃんと仲良くしてる女の子を見て胸が苦しくなって、


__あの約束を、ホンモノにしたくて。


誰にも、京ちゃんを取られたくない、

って思っていることに気がついて。