【短】桜の花びらの約束



ずっと彼の背中を追って、


私は生きてきた。


そんな当たり前のような日常が続くと思っていた13歳の夏__


「かわいそうにねぇ...事故にあって二人とも、亡くすなんて...。」

「まだ舞ちゃん、13歳でしょう、お二人もまだまだ若かったのに...。」



__私の両親が、交通事故で亡くなった。


交差点で、飲酒運転の車に撥ねられ、その場に一緒にいた私を二人ともかばって、即死だった。


その日は私の中学校の入学祝いで、


三人でたまには贅沢しよう!なんて言って連れて行ってくれた、イタリアン料理のお店へ行った後だった。