【短】桜の花びらの約束



「...っ、なに、...これ...っ!」

「ぅっ、ふっう...っ、う、うっ..」


涙が、こぼれる。

雫が、手紙の上に、ポタポタとこぼれる。

(濡らしちゃ、いけない、のに...)

そんな思いとは反比例して、涙は

こぼれてこぼれて、枯れることなんて、ない。


「うああぁああぁあっ!!!!!」


今までの気持ちを吐き出すように、


その日、私は声をあげて泣いた。