【短】桜の花びらの約束



封筒の表側には見覚えのある少し汚い字で、

私の名前が書かれていた。

ドクン、と心臓が酸素をポンプする。


封筒には国際メールのシールと、アメリカを思わせる切手。


「ま、さか...?」


(そんなはず、ない。

そんなわけ...ない。)


ドクン、ドクン、と心臓の鼓動はどんどん早くなっていく。



震える手で、封筒の裏側をみるとそこには__


桐ケ谷 京弥