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それから一年後の春。
まだまだ京ちゃんのことなんて1ミリも忘れられなくて、
確かその日も、
あの日のように桜の花びらが舞っていて、
胸が締め付けられたようだった。
「...ただいま。」
誰もいない家に一人で帰り、
一人で暮らす。
__最近は友達がよく私の家に泊まりに来たりして、
寂しくなくなってきた頃。
郵便物なんてめったに届かないので、
その日も3.4日ぶりに郵便受けを開けると、
少しぼこっとした白い封筒がひとつ、入っていた。


