笑顔で柚姫にそう言った。
「え…澪夜ちゃん…いいの?」
私の言葉を聞いてロボットのように
こちらを向いた柚姫の顔は
今にも涙がこぼれそうな、嬉しそうな笑顔をしていた。
それを見て、心が温まるのを感じる。
やはり今は助け合うべきだしね。
そう強く自分に語ると、柚姫に1つ頷いてみせる。
「…ありがとぉ…っ……足でまといにならないようにがんばる…!」
きらびやかに煌めく1粒の涙を
流し、柚姫は私の胸に飛び込んできた。
その小さな頭を撫でながら、
この関係を壊さないようにしよう…
…そう、思った。
「澪夜…私も…泊まっていいかしら…?」
抱き合う私達に、莉香が恥ずかしそうに
私に聞いた。
「もちろん。莉香だけを1人にはできないよ。女子は3人で神咲魔莉乃について
調べよう!」
私の言葉を聞いてほっとした表情を見せる莉香に、笑いかける。
ふと思ったが、そういえば。
今考えることではないかもしれないが
魔莉乃って…
この村の名前と同じだ。
全くの無関係かもしれないが
一応意識しておこう。
なにか関係があるかもしれないし…
