深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~



「ちょ、ちょっと待て。話に追いつけないんだが…」


焦りながら智弘が会話に入ってきた。


莉香が腕を組みながらそれに応える。


「つまりは…澪夜の見た夢の中に神咲魔莉乃と媛乃と女の子。恐らくトンネルに関係した幽霊ね。この子達が出てきた。」


そして、と仕切り直して続けた。


「私達だけがこんな呪いに巻き込まれたのだとしたらなにかしらの理由があったはず。
この3人に関係した何かが」


ここまでの経緯を簡単に、尚且つわかりやすく智弘へと伝えた莉香に
思わず感心してしまった。


学年10位に入ってるだけあって
やっぱり理解が早い…!


莉香の説明を聞いた智弘は
なるほど…、と納得したような
顔をした。


すると突然疑問を抱いたように
首をかしげ始めた。


「でもよお…だったら小林や松林が
殺されたのはなんでだ?その2人は
関係あるのか?」


そんな智弘の言葉にまたも
頭を抱える恢斗。


「不明な点が多すぎますね…やはり幽霊トンネルの呪いについて深く調べないと
いけませんね…とりあえず、呪いに私達が巻き込まれた事はほぼ確実でしょう」